デジタルコア (損害保険用)

デジタルコア (損害保険用)は下記の機能コンポーネントで構成されています。 Product Factory, 契約管理, クレーム, パーティ管理, 財務, 再保険, 分析

  • Product Factory

    eBaoTech Product Factoryは、柔軟な商品定義機能を提供し、新商品リリースの迅速化・事業拡大をサポートします。
    • デジタルコア(損害保険用)は、商品モデルの設定、項目およびその関連性設定など柔軟的に商品構造をサポート可能
    • eBaoTechコアシステムが、契約、リスク、カテゴリーレベルなど予め設定済みの商品モデル以外に、ダイナミックな拡張方式もサポート
    • Product Factoryを活用することによって、新商品のローンチ期間は従来より大幅に短縮可能
    • システムユーザが一定のトレーニングを経て、レーティングやビジネスルールの設定などの商品開発作業を直接関与することは可能
  • 契約管理

    損害保険向けデジタルコア契約管理コンポーネントは、見積りから、新契約、異動、更新などの契約のライフサイクルを管理する包括的なプラットフォームです。

    契約管理コンポーネントは以下の機能を提供してます。

    • 一元化された運用モデルで、オーバーヘッドを削減し、生産性を向上
    • ビジネスルールに基づくプロセスで、マニュアル作業を減らし、顧客維持率を改善
    • 査定および再保険コンポーネントとシームレスに統合し、運用上のリスクを回避
    • ルールエンジンとワークフローエンジンの活用により、非常に柔軟で自動化されたワークフロー
    • 顧客サービスと異動機能で、契約のライフサイクルのほぼすべての顧客要件に対応可能。また複雑な業務処理を簡素化し、属人化とコストの軽減につながる
    • 自動査定機能が査定者にリスクの検知・評価をサポートし、査定作業の効率化に貢献
  • クレーム

    eBaoTechクレームコンポーネントは、事故受付、査定、保留、現地調査、特別調査、算定、和解、賠償を含む強力な機能により、あらゆる種類の製品に包括的なクレーム処理を提供しています。

    様々なクレーム事案用にプロセスを定義できる柔軟なシステムです。少額な損害や事故の場合には、契約者が短時間で申請をできるようにし、顧客満足度を高めます。


    クレームシステムは、損害保険請求用のオンライン・コラボレーション・ツールです。ウェブやイメージ技術を活用し、請求プロセスに関与するあらゆるパーティがいつでも、どこにいても、あらゆる端末(PC、モバイル)から共同で作業をできるようになっています。  

  • 顧客管理

    損害保険向けeBaoTech顧客管理コンポーネントは、個人販売チャンネル、法人販売チャンネル、営業スタッフおよび販売店など、あらゆる販売チャンネルの管理に対応しています。

    下記の販売チャンネル管理機能を備えています。

    • 販売チャンネルと契約の設定と管理
    • 手数料算出と精算
    • 販売成績管理
    • キャンペーンとボーナス管理
  • 財務

    損害保険向けeBaoTech財務コンポーネント (入出金)は、リアルタイムに生成した財務記録を管理し、すべてのカウンター精算を処理し、柔軟な銀行送金や総勘定元帳(GL)転記処理に対応しています。
    • すべてのビジネス・モジュールとシームレスに統合し、新契約、承認、クレーム、賠償、再保険、再印刷などのモジュールから財務データを収集し、システムに設定されている会計ルールに従ってGLに転記します。
    • 店頭での保険料回収や支払、保険料の売掛・買掛記録、共同保険クレーム、手数料および代理店統合請求などの店頭精算のほとんどに対応しています。オフセットとアカウント・トランスファーのサブモジュールを使い、ユーザーは顧客からの特殊な要求にも対応できます。
    • 自動引き落とし、クレジットカードでの受領や支払など、標準の銀行送金処理にも対応
  • 再保険

    eBaoTech再保険コンポーネントは、特約や任意も含む、出再保険と受再保険の両方に対応しています。契約だけでなく、リスクユニットでのリスクも自動的に確認します。

    保有や譲渡を算出し、特約に応じた再保険契約を生成します。リスクが上限を超えた場合に、任意タスクがトリガーされます。再保険モジュールでは、保険会社が再保険会社と精算する、特約やクレーム補償を含むステートメントも提供します。

  • データウェアハウスと分析

    データウェアハウスと分析コンポーネントは、ビッグデータエコシステム全体をサポートし、社内のシステムデータと社外のサードパーティデータの統合を行います。また、AI、データマイニングやその他の方法を駆使して、構造化データと非構造化データを分析できます。そのため、保険会社は顧客を正確に位置づけし、見込み顧客を発掘し、リマーケティング戦略を実施し、顧客に対してパーソナライズした商品のアップセルを行うことができます。

    ビッグデータ分析プラットフォームでは、保険会社が顧客により良いサービスを提供し、顧客の満足度を高めるために使用できる、顧客データの一般的管理機能を提供しています。